飲食業ではあたりまえ!? 職場でのパワハラ防止対策

働き方・ノウハウ

この記事の内容

  • 職場でのパワハラ防止対策の紹介
  • 対策してもどうしようもないときにするべき事
  • パワハラが起きる原因と距離のとり方

さて、近年ハラスメントへの防止対策の一環として危機意識が高まり社会から排除しようという動きが見られます。

そういう対応を厳格に行っている会社こそ、ホワイト企業という称号を手にする資格があります。

しかし社会全体がそんな流れである中、飲食業界だけはまだまだハラスメントが横行している現状です。
パティシエ料理人にとって、もっとも危険かつ被害が多いのは【パワハラ】です。

職場によって

  • 怒号が飛び交う職場
  • 裏で聞こえるように陰口を言わる
  • 周りの人に聞こえるような状況で罵声を浴びる


やはり飲食は職人気質な業界ですので【怒られている内が花】などとパワハラであることは変わりないのに、それがまかり通っている職場はたくさんあります。

もうすでに先輩や上司にパワハラを受けまくり、メンタルが崩壊寸前の新人さんはたくさんいるのではないでしょうか?

そこで今回は

  • 新人で先輩・上司からパワハラを受けている人
  • 負のループに陥りパワハラから抜け出せない人
  • パワハラの被害を少しでもマシにしたい人
  • パワハラへの対策を教えてほしい人

こんな人達に【職場でのパワハラ防止対策】を僕の経験も踏まえて考えたので、紹介したいと思います。

飲食業における職場でのパワハラ防止対策

パワハラされる理由と改善 【僕の例】

まずはあなたがパワハラされる理由を考えて見ましょう。

  1. あなたが悪いのか。
  2. 上司が悪いのか。
  3. あなたの事が嫌いでしているのか。
  4. あなたの事が好きでしているのか。
  5. ただ上司が機嫌が悪かっただけで、間が悪かっただけなのか。

など一度冷静になって言語化してみると、次とるべき行動の判断がしやすい筈です。



では僕が実際にしてきた改善策の例を紹介しましょう!

【改善策の例】
 ↓ ↓ ↓

.もしあなたがミスなどの原因があるならばあなた自身の問題です。
ミスを起こさないように、原因を見つけ改善しましょう。



2.上司が悪いのにパワハラしてくる時はただイライラを発散したいだけのケースが多いです。あなたの許容範囲内で受け流してあげましょう。


.上司に嫌われているパターンが一番難易度が高く、かつ慢性化しやすいです。
この場合はむしろこちらから上司に積極的に喋りかけることで多少は状況がよくなることがあります。(僕の場合はかなりマシになりました。) 
面と向かって話したほうが距離は確実に縮まります。

ですが精神的に苦痛なら辞めるか人事部に相談するのもひとつの手です。



4.実は上司に気に入られているのにパワハラされているケースは、一安心ですがあなたからしたらわかりずらいし迷惑ですよねw
相手は軽いスキンシップのつもりですから(笑)
その時も積極的に上司に質問したり、話しかけたりしてみましょう。
こころよく教えてくれたり、会話が盛り上がるようなら気に入られている可能性は高いです。


5.の場合は運が悪かっただけです。それが慢性化するのであればその人にできるだけ近づかないように立ち回りましょう。

立ち回りを極める

前述の1~5のパターンで状況が良くならなかったけど、仕事をやめるほどの事でもないしなぁ・・・

という人は【立ち回り】を極めましょう。
・・・つまりどゆこと? ってなりますよね。

ようするに自分と上司の状況をつねに把握し、つかず離れずの一定の距離感を保つということです。

上司の性格を分析し、どんなことをされたら喜び、何をされたら怒るのか。
などを把握して自分が被害を受けないようにするための最良の行動を編み出すのです。

【敵を知り己を知れば百戦危うからず】

:向かう相手の実情と自分の実力を正しく知ることで、負けない戦い方ができる:

中国の兵法書「孫子」の一節

の言葉が古くからあるように、これを極めることができればあなたに襲い来るパワハラも少しずつなくなっていくことでしょう。

相談できる人を見つける・作る

これだけの対策を打っていても、複数人からパワハラを受けていた場合はかなり厳しく正直無理ゲーです。

そんなときは人を頼りましょう!

あなたの同期・同僚・先輩・家族・友達・恋人など身近に話せる人なら誰でもいいです。
たとえ問題が解決しなくても抱えている思いを吐き出すことで、整理できなかった頭の中が格段にすっきりします!


ちなみに僕はガチで周りに相談できる人がいなくて(恥ずかしいとか情けないとかそういう理由で)最終的に厚生労働省が行っている「労働相談コーナー」に電話して相談してました・・・


いや、追い詰められすぎでしょ (笑)


ちなみにホテルとかの大きな組織に所属している人は、たいてい労働組合が「ハラスメント相談コールセンター」なるものを設置しているのでそちらを利用するのもいいでしょう。

限界なら辞めるのもあり

どんなに人間強がっていても必ず限界はきます・・・

  • 「せっかく就職したのにすぐやめてしまったら親や友達に心配かけてしまう」
  • 「すぐに逃げる弱いやつと思われそう・・・」
  • 「就職先なんてすぐに見つかるだろうか・・・」

といった考えがあなたをその恐ろしい職場に縛り付けてしまうのです。

突然ですが、僕は漫画の「モブサイコ100」という作品が大好きでして、その登場人物「霊幻新隆」が言った言葉。

出展:【モブサイコ100 ”コミックス6巻”より】

「嫌な時はなぁ! 逃げたっていいんだよ!」

よくあるのは【逃げるのはよくない、マイナスのイメージ】がついて回るのですが、このセリフを見たときに僕の考えは変わりました。

「辛くて嫌なことに時間を費やすよりも、さっさと逃げて楽しいことに時間を使ったほうがよっぽど人生において効率的で理にかなっている」
と考えるようになりました。

だって世の中には「逃げるが勝ち」という言葉があるんですから!


さっさとそんな職場やめてあたらしい場所に行きましょう!

他の業種ならともかく、飲食業界はつねに人手不足なので就職先なんて腐るほどありますよ!







まとめ

いかがでしたか?

今回は、僕もボロクソにパワハラを受けていた時期(1年目~3年目)があったので、今そんな境遇にいる新人の方に向けて記事を執筆させてもらいました。

最初のうちはある程度我慢できるかもしれませんが、どんどんエスカレートしていくパターンもあります。



脳科学で明らかになっていることですが、人に対して叱責・ダメ出ししているとき、脳から【ドーパミン】と呼ばれる快楽物質が分泌されて

「叱ってる俺カッケ~!」

な状態に陥るそうです。



つまりパワハラばっかしている人はその快楽に取り憑かれた【中毒者】のようなものだという事を理解してあげましょう。

今の新人の人たちが、常に変わりゆく社会に適応しハラスメントに毅然とした態度で対応していけることを願っています。

それではご愛読ありがとうございました!









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