99%がやめる!? パティシエの離職率が高い5つの理由【なぜ続ける人がいるのか?】

働き方・ノウハウ

この記事はこんな人に向けて書いています!

  • パティシエを目指しているけどなぜ離職率が高いのか知りたい人
  • パティシエの離職率の%を知りたい人
  • 現場がどれだけ過酷なのか知りたい人
  • 離職率が高いのにパティシエを続ける人がいるのはなぜなのか知りたい人
  • お菓子作りが好きな気持ちだけでやっていけるのか不安な人

現在とても不景気で就職難の時代、手に職をつけてキャリアアップをしていくのが無難と考える人も多いです。


その中でも将来パティシエになる!
と夢と希望を抱いている学生さんも多いはず。


でも実はパティシエは【離職率】が異常に高いことで有名で、あるサイトの調べだと『1年以内に辞める人が70%、3年以内だと90%、10年以内だと99%』という地獄のような数値をたたき出しています。




パティシエを目指す多い人が多い反面、夢と現実のギャップに絶望してやめていく人も多いのです。


そこで今回はなぜパティシエは離職率が高いのか?その5つの理由を語っていこうと思います。



パティシエの離職率が高い5つの理由【99%辞める】

【99%辞める!?】パティシエの離職率が高い5つの理由【飲食業界の闇】

拘束時間の長さと休みの少なさ


まずパティシエの労働時間は環境が整っているところで10時間前後、ひどい所だと12~14時間労働とかザラです。
クリスマスに入るとさらに時間が延び、ほぼ寝れません・・・


おまけにガチの肉体労働なので、たった一日働くだけで体力がごっそり奪われ、もうクタクタ。

家に帰っても疲れすぎて何かする気が起きるわけもなく、気づいたら寝ていて朝になってたなんて日常茶飯事です。



休みもホテルなどの規模が大きな業態だと一般企業並みの休みは保障されていますが、個人店だとそうもいかず、月の休みが4.5日だけという所がほとんどで自分の時間なんてほとんどありません。



店に人生を捧げているようなもの。

新メニューに変わるタイミングや仕込みの段取りによっては休みの日に職場に行かなければならない時もあります。
もちろんその日の給料は当然出ません。


正直体力に自信がない人にはかなり過酷な職場です・・・

人間関係

パティシエの職場は基本的に女性が多く、人間関係に困っているという人を僕は何度も見てきました。
前述したとおり長時間労働でみんなストレスがたまっており、ちょっとしたことでうまくいっていた人間関係も急に悪くなることがよくあります。


僕の職場でも、最初のころはとても仲が良くてうまく仕事の連携が取れていた先輩と後輩がいました。
しかしその後輩がどこかで先輩の機嫌を損ねてしまったらしく、3ヶ月ほど無視され続けた挙句に職場に居づらくなって辞めてしまうということがありました。


『いじめ』のようなことをしている人達はやはり一定数いて、新人パティシエはうまく立ち回らなければ生き残れないのです。

給料が少ない

「これだけ一生懸命朝から晩まで働いて、休みも少ないのだからある程度の給料は保障されてるだろ」
と僕も新人のころは思っていましたが、残念でしたね。
そんなことはありません。

新人のころは手取り13~16万が普通で、もっと少ないところもあります。


いまだにこの飲食業界は『修行』という悪い風習が残っていて、【技術を学べるのだから給料は最低限で当たり前】という考えのオーナーが多くいるのも給料が低い要因です。



ボーナスや残業代も個人店はでないところがほとんどなので、給与面で少しでもいい所に行きたいと思うのなら、ホテルや企業が経営している店に就職するのが無難でしょう。



よく飲食系の転職サイトで見かけるのが
『給与22~25万と、一見条件がいいように見えますが備考欄を良く見てみると『※みなし残業代を含む』と記載されており、結局基本給は低いといったパターンが多いです。

まさに社会の闇。 初見は騙されること間違いなし


もし転職を検討しているのならパティシエにおすすめする【転職先の見つけ方3選】をご覧ください。
普段の業務で忙しい人にも比較的簡単に転職活動ができるかと思います。

新メニュー開発のプレッシャー

これらの劣悪な労働環境を2~3年続けてこられれば、自然とこのハードワークにも体がなれてきます。


しかし社会は非情で、余裕ができた者をここぞとばかりに追い詰めてきます。

「この調子なら続けていけそう!」
そう思った矢先に舞い込んで来る次なる仕事は『新メニューの開発』です。


実際に店で提供するケーキやデザートを自分で考えるというのは、パティシエとしてとても名誉なことで大きく成長できるのは間違いありません。
しかし、その試作品がすんなりシェフからOKをもらえることはまずなく、何度も何度も地獄の試作ループを繰り返すことになります。


・・・えっ?
「その試作はいつやるんだよ」って思いました?


それはもちろん仕事が終わった後です。その間給料なんて発生しませんよ。

ホワイトな職場なら業務時間内で試作することを認められますが、少なくとも僕の勤めているホテルではそんなこと許されませんでした。
タイムカードを切ってから試作を2~3時間するがあたりまえでした。


そうこうしているうちに、新メニューの提出期限が迫ってきて休日も出てきて試作するまで追い詰められることになります。


僕は新メニュー開発を任され始めた時期にプレッシャーが重すぎて、精神的にやつれていき初めて本気でやめようと思いました。

独立開業してからの難易度

パティシエとしての独立開業の働き方【3選】
独立に関してはこちらにも詳しく書いています。


ここまでなんとかやってこれたのは、「将来独立開業してやる!」という夢があったからこそです。


希望があれば多少のしんどいことなんて我慢できます。

しかし飲食店は参入こそ簡単にできますが、問題なのは開業してからです。
飲食店の廃業率は2年以内に49%というデータがでているので利益を上げつつ経営していくには難易度が高すぎるのです

そもそも店を営業するには

  • 家賃
  • 設備費
  • 光熱費
  • 人件費
  • 材料費

などの膨大なお金が必要です。
平均的な開業に必要な初期費用は800万円ほどだと言われていますが、前述したとおり低い給料ですので、これほどの額を貯めるのは非常に時間がかかります。



スタート地点に立つことすら難しいのです。


こんな現実を知ると辞めたくなるのも当然ですよね・・・
離職率が高すぎるのもうなずけます。


限界な人
限界な人

もう正直パティシエ業を続けていくのは限界…
転職を考えてるけど、一歩踏み出すのが怖い…

というような不安に押しつぶされそうな人もいるかもしれません。
そんな人はひとまず”相談” してみませんか?
自分1人で抱えて悩んでふさぎ込むよりも、いっそのこと誰かに打ち明けてこれからの人生をどう歩んでいくべきかを真剣に話す時間が必要だと思います。


でも家族に打ち明けるのが怖い。と感じる人もいるかと思いますので
相談のプロ に話してみるというのも、選択肢に入れていいのかもしれません。

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それでもなぜ続けるのか?

ホテルに入社してから僕と同期のパティシエは4人居ましたが、もはや誰一人居ません。
全員辞めてしまいましたw


僕が専門学校のときの同級生なんか40人も居たのに、今もパティシエを続けている人はたったの2人だけです(笑)

僕はまだパティシエを始めて7年とまだまだ若手です。
なぜこんなに離職率が高いのに続けているのかというと、理由は超単純でお菓子を作るのが好きで楽しいからです。


お菓子を作るのがすきだからこそ、先輩やシェフにデザートを否定されたら心底ムカつくし、意地でもおいしいと言わせたくなる。
そして「おいしい」って言われたらめちゃくちゃ嬉しくてガッツポーヅしまくってしまいます(笑)

こういう感情って自分が好きで全力で取り組んでいるからこそ生まれるもので、感情が出てくる場面が多いほど人生は充実してくると思うんです。


特に興味のないことに対して、ムカついたり喜んだりなんて感情は沸いてこないですもんねw


なので、本気で取り組める仕事をしている自分は幸せだなぁ・・・
と思えるようになりました。

まとめ

いかがでしたか?

今回はパティシエがなぜこんなにも離職率が高いのかを紹介させてもらいました。

ネガティブな面をたくさん見せましたが、やはりパティシエはとてもやりがいのある仕事です。

本気でお菓子作りやケーキを作るのが好きな気持ちがあるなら、それをなくさないように大事にしまっておいてください。

働き出して何年後かしたときにその気持ちをなくしてしまっていたら、ポキッと簡単に心が折れてしまいます。

好きな気持ちは財産です。


それではご愛読ありがとうございました!


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